お友達に『長生きの決め手は「酵素」にあった』著者:鶴見隆史という本と、『細胞から元気になる食事』著者:山田豊文と言う本、『図解病気にならない生き方』と言う本を借りました。それにはとても興味深かった事が書いてあったのでレポートを書きたいと思います。
まず最初に皆さんは
『酵素』と言われて思い付くのは何でしょうか?
最初に浮かぶのが
洗剤の宣伝でよく使われる
『酵素パワー』だと思うんですが、実はこの酵素、人間の対内にもあって、私たちは
酵素の力によって生かされていると言うことが分かってきました。つまり酵素がなくなる時が命がなくなる時という学者もいらっしゃるくらいなんです。
酵素について具体的に言うと
『消化酵素』と
『代謝酵素』に分かれ、約三千種類もあるのですが、問題なのは、この酵素、
一生のうちに体内で作られる量は決まっているそうなんです。しかも作られる酵素は歳を追うごとに少なくなるため、
食べ物から酵素を取り入れると共に、
体内にある酵素をいかに無駄使いしないか、と言うことが重要になってくるわけです。
そしてもう一つ重要な事が、酵素は
『48度以上になるとなくなってしまう』、という事です。
つまりは、日頃私たちが口にしている煮たり焼いたりしている食事では酵素はまったく摂れていない、という事が分かります。そこで、今食べている食事を半分、生食で頂ける食事にする事によって
酵素を食べ物から取り入れる事が重要になってくるわけです。
もう一つ、有効な酵素の摂り方が新鮮な果物。
元々果物は火を通さずに生で食べる事が多い上、果物は新鮮な酵素がたっぷり含まれているんですって。そしてこの果物は出来れば食事の30分前に頂くのが理想だそうです。理由は、果物そのものに酵素がたっぷり含まれているので、消化が速いため30分もあれば小腸に届き、そのあと頂く食品の消化、代謝を助けてくれるんですって。私たちはどうしても晩ごはんが遅いので食事の30分前、と言う訳にはいかないので、せめて食事前にいただくようにしました。
酵素の次にお話したいのが『油』の話ですが、日本人は安易に動物性は悪く、植物性は良いと常識を刷り込まれていますが、実は植物性油と言うのは、動物性油に比べ、非常に酸化しやすい食べ物なんだそうです。特にマーガリンは常温では固まらない植物油を科学的に固めている食品で、絶対食べないようにと、書かれてました。
油についてもう少し具体的に書くと、肉や乳製品などに含まれる『飽和脂肪酸』と魚油や植物油などに含まれる『不飽和脂肪酸』の2種類があり、『飽和脂肪酸』は体内で作る事が出来ますが『不飽和脂肪酸』は体内で作る事ができないため、
必須脂肪酸に指定されています。
この不飽和脂肪酸をさらにオメガ3系不飽和脂肪酸と、オメガ6系不飽和脂肪酸の2種類に分け、オメガ3系不飽和脂肪酸は魚油、フラックスオイル、シソ油に多く含まれ、aリノレン酸などがDHAやEPAに変化します。そしてオメガ6系不飽和脂肪酸はコーン油ゴマ油、マヨネーズなどに含まれるリノール酸がアラキドン酸に変化します。
このオメガ3、オメガ6は共に人の体に60兆もある細胞膜の大切な材料となり、オメガ3が多いと柔らかく、オメガ6が多いと固くなる性質があり、更にオメガ6は炎症を促進、血液を固まりやすくし、逆にオメガ3は炎症を抑え、血液を流れやする真逆の性質をもっています。
健康な体を維持したければ、このオメガ3系不飽和脂肪酸とオメガ6系不飽和脂肪酸の対比を1対2〜1対4というくらいにするのが理想なのですが、今の日本人は安易にリノール酸を摂りすぎているため、オメガ6が極端に多い現象が起こっているそうなんです。
この事を簡単に解消する方法がオメガ3の原料となる『フラックスオイル』の摂取です。和名は亜麻仁油でスーパーではあまり見かけませんが、健康食品のお店などに行けば必ずあるそうです。実際、インターネットで検索してみたら楽天市場などでヒットしました。ちなみに楽天で買うんなら、2,999円以上で送料無料になるケンコーコムさんがお勧めです。
話は戻りますが、この
フラックスオイル、熱に通すと、すぐさま酸化してしまうので、食べる時は必ず
火を通さず、
生のまま頂く方法で食べて下さい。1日大さじ1〜2杯くらいが目安です。
さて。
このフラックスオイルは人を生かす油だという事が分かりましたが、逆に人を殺す油はなんだと思いますか?ズバリ、それは『トランス脂肪』なるもので、マーガリン、ショートニング、加工油脂、ファットプレッドなどがあります。よく見ると、お菓子やパンなどの原材料にこういった名前が並んでいますよね・・市販のドレッシングにも入っている可能性があるのでは?
最後に抗酸化物質について。
まず、抗酸化物質と言うのは何かと言うと、体に毒とされる活性化酸素を無毒化する働きがあります。ここでは抗酸化物質の話の前に、なぜ、活性化酸素が生まれるのか、というお話をしたいと思いますが、この活性化酸素は人がエネルギーを生み出す際に排出されるもので、人の体には必要悪とされています。
多過ぎると困るが、なくても困るというのです。この活性化酸素と上手に付き合うには、増えすぎた活性化酸素を無毒化する抗酸化物質に優れた食品を毎日頂くと良いのですが、その効果が期待できる食べ物がアブラナ科の植物で、中でも優れているのが『ブロッコリー』と言われています。
他にアブラナ科の植物としては、『ケール』『大根』『小松菜』『カブ』『水菜』『たいさい』『白菜』『キャベツ』『わさび』『クレソン』『カリフラワー』『菜の花』『芽キャベツ』などがあります。
ブロッコリーも毎日頂きたいですが、他にもお勧めは『大根すり』。
大根すりなら火に通さないので酵素の補充も期待できますし、1回分づつ冷凍しておけばいいので、休みの日とか、大安売りの時などまとめて買ってきて冷凍しておくと、朝でも夜でも解凍して頂くと良いと思います。あと、キャベツの千切りもまとめて切っておくと、めんどくさくないと思います。
次に『塩』のお話をしたいのですが、塩と言うのはなるべく取らない方が良いとされていますが、天然塩には体に絶対必要なミネラル・・特にマグネシウムが含まれています。これに対し、精製された塩と言うのは、このミネラルがなくなった状態なので、塩は天然塩を買うようにして、1年以内で使い切るようにしてください。
最後に『油』『塩』とくれば、次は『糖分』のお話になるのですが、糖分で一番やっかいなのが『ショ糖』と言われる、ブドウ糖と果糖がくっついたものです。ブドウ糖、果糖、それぞれ単品なら体に必要な糖分なのですが、これがくっついてしまうと、体の中でこの二つを引き離そうと、無駄に酵素を使ってしまうそうなんです。ところがこのショ糖、まさしく相思相愛の中で、一旦くっついてしまうと中々離れなくて、結局くっついたまま大腸まで届くことも少なくなく、その間にショ糖は胃袋の中で、悪玉菌の格好の餌となるそうです。
なので、なるべくこのショ糖=白砂糖を取らないことが重要になってくるのです。
甘いものを食べたいのなら、はちみつや黒砂糖などがお勧めです。
こうしてみると、今コマーシャルで歌われている『余分三兄弟』ですが、実はどれも体に必要なものだという事が分かっていただけるかと思います。問題は、その質と内容なんですね。油は酸化していないものを、塩分は精製されていないものを、糖分は果物から頂くと良いと思います。
今回3冊読んで、簡単にまとめましたが、もっと知りたい!と言う人は原本を読んでくださいね。
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