横浜ベイスターズ、ソフトバンクホークスを応援するオバサンの日常日記
キャッチャーという人生(読)

キャッチャーという人生

著者、赤坂英一さんが個性豊かな現役キャッチャー、元キャッチャーたちにインタビューをしたものをまとめた本。登場する人物は、去年、レオ軍団のホームランの数を大きく伸ばしたデーブ大久保コーチ、マリーンズの山中潔バッテリーコーチ、広島で15年間正捕手を務めた達川氏、(・巨・)で阿部選手が登場する前まで正捕手を務めていた現在村田真一打撃コーチ、他に現役選手では里崎智也、谷繁元信選手です。

まずこの本を読んで一番驚いたのは達川さんってあったま良いのね!!

という事です(^^;)

だって現役選手の時代なんて知らないし、あの解説聞いてたら適当な人間像しか思い浮かばないんですもん。でも、本の中に書かれていたのは、抜群の記憶力と緻密な計算のもと、組み立てられた『リード』のお話でした。

すごいじゃん!!達川さん!!と思いました。

あと村田真一さんの話ですが、彼は小さい頃は家が貧乏で野球をやめようと思ったことがあったんですって。だからプロ野球からオファーがあった時、真っ先に思ったのが『契約金が一番多い球団』だったそうです。その時、たまたま(・巨・)に入団が決まって、契約金は全部親に渡したそうです。

プロ野球に入ってからも村田選手は肩の故障などがあり、遠回り遠回りしてきた選手なわけですが、この頃村田選手は『肩が弱い』というレッテルを貼られていました。と、いうのも、盗塁を刺すことが出来なかったからです。

しかし、村田選手はこの頃、自分が特別肩が弱いとは思っていなかったそうです。強くもないが、普通だと。では、なぜ盗塁を刺すことが出来ないのか?それはピッチャーのクイックが下手だったからなんですって。

だから、ピッチャーにはよく「チュウさん、すみません」と言われていたそうです。盗塁を刺すには肩の力とスローイングの技術とピッチャーのクイックモーションが大事なんですね。そしてインタビューに答えた全員がキャッチャーの基本はキャッチングという事を言われたそうです。

そして『受けさせて頂く』という気持ちが大切なんですって。

谷繁選手はベイスターズ時代に、大魔神佐々木投手の球を受けるため、必死にキャッチングの練習をしたそうです。そして、その練習をわざと佐々木選手の目につく所でやって、佐々木投手の信頼を勝ち取ったそうです。

そして98年、ベイスターズが38年ぶりに優勝を果たした時にマウンドで抱き合ったのが佐々木投手と谷繁捕手だったのです。

この時の事を谷繁選手は「最高でしたねぼくの野球人生でも最高の1年です。ドラゴンズでも優勝2回、日本一1回やってますけど、やっぱりあの最初の優勝が一番だな、自分の中では」と語ってくれました。

この一言でなんだか報われた気がしました。

ああ、谷繁選手もベイスターズが好きだったんだなぁって。

そのほか、この本の中で一番印象に残ったのが村田真一氏の「死にたいと思ったら休もうよ」という言葉。村田氏は愛娘を不慮の事故で亡くしています。その彼が言う、この一言はとても深いものだし、村田さんの人間味が溢れている一言だなぁ、と思いました。

もう一つ印象に残ったのが、(・巨・)の監督を務めていた藤田監督が当時の大久保選手に言った「たった1イニングのマウンドでも人生をかけて上がるピッチャーがいる」と言う言葉です。

毎年、毎年、新戦力がプロ野球の世界に入ってきては消えていく中、たった1度のチャンスしかないピッチャーも沢山いる訳です(中には一度もチャンスが巡ってこない選手もいる訳ですが)。キャッチャーはそんなピッチャーにいかに後悔させないピッチングをさせるか、それも大切な仕事なのだと。

う〜ん、本当に、本当にキャッチャーって大変なんだなぁって思いました。

ピッチャーの人生をあずかる、という事でしょ?

キャッチャーが『女房役』と言われるゆえんですね。

その他にこの本には、94年5月11日ヤクルトvs巨人、ヤクルトの西村龍次選手が村田真一捕手の頭にデッドボール、以来セ・リーグで頭部のデッドボールは即退場となるエピソードや、86年、プロ野球史上初めて第8戦までもつれ込んだ日本シリーズのエピソードなども書かれています(延長10回、工藤公康、サヨナラヒット、たっちゃんの一言が?)

著者のサイトも面白かったです「アカサカサイクル」ト>>



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生きたまま皮をはがされる動物たちがいなくなる日がきますように。
90年6月30日1試合6盗塁補殺
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 お久しぶりです。元気そうですね。自分はちょっといろいろあれですが・・。 なかなか面白そうな本ですね。達川はああみえても、カープ投手王国の正捕手ですから。それこそ川口、大野、津田、佐々岡などの名投手をリードしてましたし、解説でも場を盛り上げたり、その中で的を得た事も言ってるしカープ戦に関わらず聞いていて好きな解説者かな 超ポジティブだしw それにしても横浜の補強は凄まじいですね。選手1人1人を見ると微妙かなと思うけど、チーム全体をみるときっちり弱点の投手とセンターラインを埋めてますね。尾花も広岡、野村のしたで野球を学び巨人やホークスの強豪チームで手腕を発揮しただけに楽しみですね。 この貪欲さ、わが鯉軍にも見習って欲しいものですが・・・。
from. 緑の酒屋さん | 2009/12/16 13:37 |
パクッ緑の酒屋さん♪

こんにちわ。

え?ちょっといろいろあれって仕事の事ですか?
うににも困ったもんですね〜(゙--)
早く××ばれば良いのにね〜。(××は想像にお任せ♪)
私はもお、元気、元気。
忙しくてなかなか更新してないけど、体は元気いっぱい\(^0^)/
ほれ、ほれ、元気あげるよ〜(笑)

あ、そうそう、達川さんって捕手だったってことも、しかも正捕手だって知らなかったし(^^;)
その前に、広島がそんなに強い時代があったってのも初耳( ̄▽ ̄||)
カープファンが聞いたらドドド〜〜〜!!!と怒られそうだけど。
あ、緑の酒屋さんもカープファンだった。ごめ〜ん(^_^;;;)
その頃からカープファンだった?今度は達川さんの解説まじめに聞いてみます(^^)

補強、そういえばカープはあまり聞かないね。監督も変わるし、どうなるんだろ・・。心配だね(>_<)
from. 姫 | 2009/12/16 16:15 |
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